というわけで、3/20、池袋LIVE INN ROSAでのADAM-SITES再結成後初ライブが無事、完了した。
わざわざ足を運んでくれた皆様に感謝するのである。
細かいミスなどはあったものの、重大なトラブルも無く、演奏に勢いもあったと思う、良いライブができたと感じている。
とりあえずリハの話から。
俺などは普段からPSYDOLLで散々ライブをやっていて現役なはずなのだが、何ということだ、生演奏バンドのモニタの取り方をすっかり忘れている。しかもヴォーカルだったりもするので、さらに訳が分からない。そうだよな、打ち込み、特にPSYDOLLの場合は、完全に2MIXのオケなので、オケが鳴っているかいないか、聴こえるか聴こえないか、を気にすればよかったのに対し、生演奏だと何の音を出すかが重要になってくる。こんな基本的なことを、すっかり忘れていたのであった。まぁその感覚はすぐに取り戻せたので、事なきを得たが。ちょっとヴォーカルのモニタが小さいような気もしたが、まぁこんなものかな、ということで。
ちなみに、ここに掲載したすべての写真は、友人のMa”氏が撮影してくれたものである。感謝である。
う~むそれにしてもギターがノイズっぽい。ブースターかました時のコントロールがイマイチである。シングルコイルだからかな、とりあえず時間見つけてメンテナンスに出してみる必要がありそうである。
そうそう、今回はギターのエフェクタの切り替えに、結局、PEC-1を使用。やはり切り替えはこちらの方が楽である、当たり前だが。重い思いをして運んできた甲斐があったというもの。
かくして本番。
客は結構入っている。そのせいか知らんが、モニタもすっきり聴こえて演奏がやりやすい。各メンバーの演奏も、練習の時よりもずいぶんと気合が入っている。いい感じだ。…ただ、最もヘタレだったのが自分ではないかという点が、少々気になるが…
終了後に色々聞いてみたのだが、「ucchiのギターが小さすぎ」「いやギターは二人とも良く出ていた」「ヴォーカルが小さい」「ヴォーカルもよく出ていた」「ドラムは金物しか聴こえない」「キックもスネアもちゃんと出ていた」等々…相反する意見が続出。どういうことなんだ。あれかな、ここLive Inn ROSAはステージの幅が広いのと、ステージ真ん前に巨大な柱があるのとで、場所によって聞こえ方が極端に違うということか。まぁこれはありがちのことである。
ちなみに、この日の対バンは、メンバーが殆どが20代前半、中には全員10代のメンバーというバンドもあった。ダブルスコアなどという生易しい話ではなく、もうなんというか息子とか娘といった年代である。一体どういう事なのかね(笑)。企画の主旨として「若い人達を支援する」というのがあるようで、むしろ自分たちの方が異端だったりするわけで。当然といえば当然か。でも、そういった若い連中もADAM-SITESの演奏を面白がって観てくれたようだし、楽しんでもらえてよかった。ADAM-SITESの演奏したような音楽は、彼らにとっては初体験であったろう。彼らに対して何がしかの印象を残せれば、幸いである。
当日のビデオを演奏順に貼る。いろいろとトチったりしているが(主に自分)、是非見てやって欲しいのである。